Fri, 30 June 2017
「神に誓って〜する」「神様が〜してくださったら私は絶対に〜します」というような言葉は気軽に用いられがちですが、新約聖書でキリストは、「決して誓ってはいけません」と教えておられます(マタイ5:33〜37)。今回のご質問者様の状況は切実であり、さらに、軽はずみに誓願をしてはいけないとご存知だったために、このご質問をお送り下さったのかもしれません。さて、真剣な場合でも神に何かを誓ってはダメなのでしょうか。また、人の行う誓いに意味はあるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。 スピーカー:中川健一 ===== 「だから、あなたがたは、『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』とだけ言いなさい。それ以上のことは悪いことです(マタイ5:37)」 ■#111 神様は人の祈りに応えて、計画を変えることがあるか。 ■#94 クリスチャンになると、行いが必要になるのですか。 ■#24 神が愛なら、どうしてこの世は苦しみ、悲しみで満ちているのですか? |
Fri, 23 June 2017
まず、このご質問の意味がよくわからない!という方も多いかもしれません。救いの兜とは、エペソ人への手紙6章10節以降でパウロが語っている、霊的戦いに必要な6つの「神の武具」のうちの一つです。質問者さんは、なぜ救いが頭を守るのか?というところがどうも腑に落ちないそう。興味深いのは、「神の武具」のほとんどが、攻撃ではなく防御のためのものだというところです。さっそく解説をご覧ください。 スピーカー:中川健一 ===== 「しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの望みをかぶととしてかぶって、慎み深くしていましょう(第1テモテ 5:8)」 ■#58 霊的成長、霊的死、霊的貧しさなど、霊的という言葉はよく使われています。小学生には、この霊的とはなんと説明すればよいのでしょうか? ■霊の戦いに勝利する秘訣 (エペソ6:10〜17) |
Fri, 16 June 2017
賢者として有名なソロモン王は、旧約聖書の一部の書を著した人物です。一方で、ソロモンは偶像礼拝など、神に対して大きな罪を犯しました。そのうえ伝道者の書の前半では、人生は虚しいという言葉が続きます。なんだかソロモンは結局どうなったのか、気になってしまいますよね。良い時も悪い時もあるのが人生ですが、ソロモンが最後に天国へ行けたのかどうか、考えてみます。 スピーカー:中川健一 ===== 「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。 これが人間にとってすべてである」(伝道者の書 12:13) ■#93 信者になってから犯す罪は赦されるのでしょうか。 |
Fri, 9 June 2017
人間は「福音の3要素」を信じ、イエス・キリストに信頼をおくことによって救われると約束されています。さて、堕落した天使(つまり、悪霊のことですね)の救いについては、聖書に何と書かれているのでしょうか。悪霊にも、救いの道は用意されているのか? 天使は罪を犯すことがあるのか? 今回は、久しぶりに天使についてのご質問にお答えします。 スピーカー:中川健一 ===== 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。(第一ペテロ 5:8)」 ■#72 イエスと悪魔は兄弟ですか。 ▼以下の2つのリンクから、悪魔とは「天使が堕落した存在」であることがよくわかります。 ■天使は人間の女と結婚するのでしょうか? ■#30 “神の子らと人の娘たちが結婚した”とは、どういう意味? ▼天使・悪魔・サタンについてさらに専門的に学びたい方は、こちらのセミナーがおすすめです。 |
Fri, 2 June 2017
輪廻とは、「死んだ魂が、三界・六道(さんがい・ろくどう)を、次の世に向けて生と死とを繰り返すこと」で、仏教の基本的な概念だそう。「生まれ変わったら〜したい」という表現をよく見かけるのも、輪廻の考え方が日本人に定着しているせいかもしれません。聖書には、一度死んだ(天に上げられた)人物が再び現れる記述がありますが、「生まれ変わる」という概念はあるのでしょうか。さっそく解説を見てみましょう。 スピーカー:中川健一 ===== 「あなたがたには、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません(ヤコブ4:14)」 ■ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。 ■わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。 |